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不動産業界(投資用不動産営業)はやめとけ!その理由や辞めたい時の方法とは

不動産業界やめとけ

不動産業界は生活の根幹を成す「住居」の売買や賃貸を行っている、我々にとってなくてはならない業界です。

やりがいを覚えている人もいれば、向いていないと実感して辞めたいと思っている人もいるのではないでしょうか。

そこで不動産業界とはどのようなお仕事を行うのか、魅力的な部分や向いていない部分、さらには辞めたいときにはどうするのかなどを紹介していきましょう。

目次

不動産業界とは?簡単に説明

不動産業界とは、住居の販売や賃貸やリフォーム事業を担っている業界です。

住居は生活の根幹を成すものなので、どのような形であれ、多くの人が不動産業界のお世話になることでしょう。

また、生活だけではなく投資の分野からの注目度も高いことから、近年では販売や賃貸よりも不動産投資事業に力を入れている不動産業界もあります。

家やマンション等、動かすことのできない資産である「不動産」を取り扱う業界だと考えると分かりやすいのではないでしょうか。

不動産業界はやめとけと言われる理由(デメリット)

不動産業界はやめとけ。

今現在不動産業界で働いている人や、かつて不動産業界で働いていた人からこのような声が漏れてきます。

どのお仕事も大変で辛い部分があるものですが、「不動産業界はやめとけ」とする声の理由をいくつかご紹介しましょう。

成績だけで判断される

不動産業界で求められるのは「家を売る」「契約を取る」ことです。

さらに言えば、成績だけが求められますので、時にはお客を騙すかのような口ぶりで契約にこぎつけなければならないこともあります。

詐欺とまでは言いません。

しかし、お客が求めていないことを強引に勧めなければならないケースも多々あります。

お金に余裕のあるお客であれば、不要な物でも強引に勧めるなど、成績を上げることが求められます。

プロセスではなく、「結果」のみが求められるからこその弊害ですが、プロセスが評価されないことへの寂しさ、自らのお客への対応で良心が痛んだりといった点も成績だけで判断されるが故の問題です。

お客から傷つけられる

先にもお伝えしましが、不動産業界の取扱商品は「家」です。

頻繁に購入するものではなく、一生に一度と囁かれている貴重で高価なものです。気軽に購入できる金額ではありませんので、購入にあたっては慎重に検討するのはもちろんですが、購入したくとも購入できない人もいます。

しかし、不動産業界で働くのであれば、とにかく家を売らなければならないのです。

慎重に考えているお客に勧めたり、あるいは購入できないと諦めていると知らずに電話営業を行ったりは、不動産業界では珍しくありません。

その際、お客からの心許ない言葉を受けることも多々あります。

それもそのはず、お客からすればそのような営業は迷惑行為です。

会社・上司の指示に従って営業を行っているだけでも、お客から罵倒されたり、罵詈雑言を受けるのは自分自身です。

お客からの罵詈雑言を仕事の度に聞かされるとなれば、やがては心も折れてしまうことでしょう。

業界のサイクル

不動産業界は土日も仕事です。

不動産屋のお世話になったことがある人であれば御存知かと思いますが、水曜日、あるいは火曜・水曜休みの不動産業者が多いです。

つまり、働いている側はその日が休みとなりますので、土日休みの友人・知人と時間を合わせることが難しくなります。

この点は友人や知人との付き合い次第な面もありますが、仲の良い友人の多くが土日休みの場合、友人・知人からの誘いを断り、仕事を続けなければなりません。

業界大手の力が強い

不動産業界も他の業界同様、大手の力が強い業界です。

やはりお客としても、ネームバリューのある有名大手業者に安心感を覚えるものです。

そのため、中小の不動産業者がどれだけ努力しても、簡単に大手にさらわれてしまうことが珍しくありません。

必死に営業を行い、あと一歩で契約のところまで漕ぎつけたものの、結局大手と契約されてしまうケースが多いです。

つまり、それまでどれだけ努力しても、結局は自分自身ではなく会社そのもので選ばれてしまうので無力感を覚えやすいです。

キャリアアップ・転職が難しい

ずばり、不動産業界はステップアップが難しいです。

営業経験は身に付くことでしょう。しかし、とにかく「相手にYESと言わせる」な営業スタイルは、他の業界から求めらているスキルではありません。

そのため、不動産業界以外への転職が難しいです。

不動産業界の魅力的な部分

不動産業界はやめとけと囁かれている理由をいくつかご紹介しましたが、もちろん良い面もいくつかあります。

そちらもご紹介しましょう。

成績次第で給料が良くなる

先に不動産業界は営業成績が大切だとお伝えしましたが、素晴らしい営業成績を残せば、年齢の平均年収の何倍もの収入を得ることができます。

それこそ20代で1,000万円プレイヤーも夢ではありません。

人の役に立てる

住まいの提供は、人の役に立てます。

強引な営業面をクローズアップしましたが、本当に必要としている人に必要なものを勧めれば、感謝されることでしょう。

お客と何度も顔を合わせることになりますので、感情移入すれば、「ありがとう」の言葉も重みがあるでしょう。

不動産業界が向いている人はこんな人

不動産業界のメリット・デメリットそれぞれをお伝えしましたので、向いている人と向いていない人の傾向も見えてくるのではないでしょうか。

改めて、そちらも見てみるとしましょう。

まずは不動産業界に向いている人です。

とにかく「お金を稼ぎたい」人

キャリアだとか良心の呵責だとかではなく、とにかくお金を稼ぎたい人は不動産業界に向いています。

営業活動は決して楽ではありません。しかし、その報酬は破格です。破格だからこそ大変な営業だと考えることもできますので、とにかくお金を稼ぎたい人にはぴったりの業界です。

人と話すことが好きな人

不動産業界は基本的には対面での営業となります。

多くの産業においてAI・DX化が進んでおり、無人サービスも多々登場していますが、不動産業界は会話がメインです。

書類をダウンロードして了承だと返信して終わりではありません。

何度も顔を合わせ、その都度お客に説明を行わなければなりません。

また、契約前の営業段階でも、部屋を見せたらよい面をしっかりとアピールするなど、「会話」が重要です。

そのため、人と話すことが好きな人、お喋りが好きな人に向いている業界です。

気が利く人

言われたことをこなすだけではなく、言われないことも機転を利かせて行うことが求められるのも不動産業界に必要なスキルです。

営業時、お客から聞かれたことだけに答え、必要なことだけを喋るようでは残念ながらお客からの信頼を得ることはできません。

お客が何を求めているのかを察知し、より良い物件を紹介したり、紹介するための手はずを整えたり等、気働きが求められますので、気が利く人、木を利かせるのが好きな人は向いています。

不動産業界に向いていない人

向いている人もいれば、向いていない人もいます。

次は不動産業界に向いていない人をご紹介しましょう。

会話が苦手な人

先にもお伝えしましたが、不動産はお客との会話が大切です。

そのため、会話やお喋りが苦手な人には向いていません。

知らない人の前に立つと緊張したり、上手く喋ることができない人は、良い営業成績を残すことが難しいので、自ずと向いていないと実感させられることでしょう。

相手への思いやりがある人

優しい人、思いやりのある人も向いていません。

なぜなら、営業成績が重視される業界なので、相手のためだけではなく、自社の利益のことも考えなければなりません。

むしろ会社によっては、とにかく「契約を取れ」とする風土もあります。

相手にとって不要な物でも、利益になるのであれば勧めなければなりません。

お金のためにと割り切れる人は良いでしょう。しかし、相手の気持ちを考えられる人は、良心の呵責に苛まれることでしょう。

仕事とプライベートを分けたい人

仕事は仕事、プライベートはプライベートとしっかりと分けたい人も向いていません。

なぜなら、不動産業界は時には休日返上で営業活動を行わなければならないからです。また、休日に問い合わせが入ることもあります。

プライベートの時間が邪魔されてしまうこともあるので、仕事以外の時間では仕事のことなど考えたくない人は、向いていません。

不動産業界で働くためには?

不動産業界の敷居そのものは決して高くはありません。

特別な資格も不要なら、経歴・学歴さえ問わない業者も多々あります。

折からの人手不足もありますので、不動産業界で働き始めることは決して難しくはありません。

不動産業界の将来性

どれだけ世の中が変わっても、「家」が不要になる可能性は限りなく0です。

そのため、業界そのものが無くなることはありませんが、大手と中小の差が顕著になっているのも事実です。

二極化が進むか、あるいは中小が大手に飲み込まれてしまうかは定かではありませんが、大手側にいるか、中小側にいるかで将来性は大きく変わるでしょう。

大手側であれば今後も今のまま進んでいきますが、仮に二極化する場合には中小側は何らかの強みを見出さざるを得ませんので、それぞれの業者が独自の強みを持つ必要があります。

不動産業界の年収

民間給与実態統計調査(p.143)によると、不動産業界の平均年収は423万円とのこと。

ちなみに男性は521万円、女性は303万円となっています。

ただし、先にもお伝えしましたが営業成績次第では平均の何倍も稼げますが、逆になかなか良い成績を収めることができない場合には、お給料は伸びません。

不動産業界でキャリアアップしたい方へ

不動産業界は業界外への転職が難しいとお伝えしました。

そのため、収入アップを目指すのであれば業界内での転職となります。

特に大手側への転職が適えば、収入はもちろんですが、労働環境も代わり、収入以外の魅力との出会いも待っています。

この場合、転職サイトを活用してみるとよいでしょう。自力で新しい転職サイトを探すよりも、サイトを頼ることで自分のキャリアや理想にマッチした転職先が見えてくるはずです。

不動産業界をやめたい方へ

先のことは分からないものの、とにかく不動産業界をやめたいと考えている方は、退職代行業者に依頼するとよいでしょう。

就職や転職も難しいですが、それ以上に難しいのが退職です。

特に今の職場が人手が足りていなかったり、人間関係的に辞めると言い出しにくい場合、辞めたいとは思っていても、なかなかやめるための一歩を踏み出すことができません。

そこで退職代行です。

退職代行であれば、退職手続きを代行してくれますので、退職が億劫、面倒、気が引けるという人も、スムーズな退職を実現してくれることでしょう。

まとめ

不動産業界をやめとけと言われている理由や、業界のメリット・デメリット、さらには向いている人・向いていない人をご紹介させていただきました。

営業成績次第で高収入を得られる業界は、お金を稼ぐ執着心が強い人であれば、苦労を乗り越えて頑張れることでしょう。

しかし、お金以外にも求めるものがある人は、辛い部分も多々あります。

いずれにせよ、自分が向いているのか、向いていないかを見極め、今後どうするのかを考えてみましょう。

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この記事を書いた人

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