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フリーランスエンジニアやめとけ?フリーランスエンジニアのメリット・デメリットを解説 !

フリーランスエンジニアやめとけ
  • 「フリーランスエンジニアやめとけといわれる理由を知りたい」
  • 「フリーランスエンジニアになるために必要なスキルを知りたい」
  • 「フリーランスエンジニアでキャリアップをする方法を知りたい」
  • 「業務委託契約を途中解約したい」

そんな方に向け、フリーランスエンジニアやめとけの理由と魅力の両方を解説します。将来フリーランスになりたい、フリーランスとしてキャリアアップしたい、業務委託先を穏便に辞めたい、色々な方がいらっしゃると思います。

この記事を読めばフリーランスエンジニアの全体像がわかり、自分に合ったキャリアパスを描けるようになります。未経験の方にもわかる内容ですので、気楽にお読みください。

この記事の簡単なまとめ
フリーランスエンジニア
メリット
  • 高単価、高収入が狙える
  • 仕事が選べる
  • 自分に合った働き方ができる
  • 人間関係の悩みが減る
デメリット
  • 収入が不安定
  • 営業活動が必要
  • オーバーワークになりがち
  • 自己研鑽・自己啓発が必要
目次

フリーランスエンジニアとは?簡単に説明

はじめに、フリーランスエンジニアの概要をご説明します。

  • 個人事業主のシステムエンジニアのこと
  • 「請負契約」または「SES(準委任)契約」で働く
  • 常駐・フルリモート・一部リモートがある

フリーランスエンジニアとは、「個人事業主として働くシステムエンジニア」のことです。個人事業主とは自営業と同じ意味で、税務署に開業届を提出すれば誰でも開業できます。

働き方は人によって様々ですが契約形態により大きく2種類にわかれます。

一つ目は「請負契約」です。請負契約は、成果物に対して報酬が発生します。クライアントが指定した要件を満たすものを納品して初めて報酬が得られる契約です。

二つ目は「SES(準委任)契約」です。SES契約は作業期間に対し報酬が発生します。だいたい、月140~180時間でいくら、といった人月計算で支払われます。

作業環境は契約ごとに異なり、客先常駐・フルリモート・一部リモートなど様々です。クライアント側の都合で決まることが多いため、事前に確認が必要です。

フリーランスエンジニアはやめとけと言われる理由(デメリット)

ネットやウワサでは「フリーランス=不安定」「やめとけ」などとデメリットが大きくクローズアップされています。ここでは、「やめとけ」な理由4つを解説します。

収入が不安定

  • 案件が途切れる期間が発生する
  • 案件の単価はケースバイケース
  • 福利厚生・ボーナスが無い

フリーランスだと、案件が途切れてしまう可能性があります。会社員であれば仕事をしなくても給料が支払われますが、フリーランスは即収入ゼロとなります。ただ、実際は間が相手も数日~1週間程度であることがほとんどです。

また、報酬は案件によって大きく異なります。需要の高い案件は高単価ですし、誰にでもできる案件は単価がぐっと下がります。このため、スキルや実績により収入に差が生まれやすいといえます。

そして、フリーランスには福利厚生がありません。住宅手当・家賃補助など賃金以外の収入はなく、全て自己管理が必要です。また、ボーナスなどの一時金もありません。

営業活動が必要

  • 独立直後は営業メインの日も
  • エージェントの活用がおすすめ
  • 継続案件、リピーターが増えれば負担は減る

フリーランスは自分で自分の仕事を取ってこなくてはなりません。開発業務だけでなく、営業マンとしての活動も必要です。

特に、独立直後~半年までは営業に多くの時間を割く必要があります。複数の案件に応募・提案を行い、トライアンドエラーで活動していくことになります。

ただ、営業が大変なのは最初のうちだけです。フリーランス向けの案件マッチングサイトを活用すれば比較的短期間で仕事を受注できます。

一度受注した仕事をきちんと完了すれば、自然とリピーターが増え経営は安定します。

オーバーワークになりがち

  • 労働基準法は適用されない
  • 仕事の受け過ぎで倒れる人も
  • 契約範囲外の仕事はきちんと断る

フリーランスに労働基準法は適用されません。会社員は労働基準法により稼働時間や休憩時間が定められているため、働き過ぎを防止する仕組みが整っています。

しかし、フリーランスは極端にいうと24時間休みなく働くことが可能です。このため、不安や焦りから仕事を取り過ぎてしまい、体調を崩す人もいます。

また、独立間もない頃は多少条件の悪い案件も受けざるを得ません。無理難題を要求されるケースもありますので、契約外の業務は断る勇気が必要です。

自己研鑽・自己啓発が必要

  • 技術のトレンドを常に把握
  • いかにニーズを捉えるかがカギ
  • 働きながらスキルアップがベスト

フリーランスエンジニアの魅力的な部分(メリット)

以上、フリーランスやめとけ理由4つを解説しましたが、フリーランスエンジニアにはもちろんメリットもあります。ここでも4つのポイントをご紹介します。

高単価、高収入が狙える

  • 同じ仕事でもサラリーマンより高収入
  • 直案件は中抜きなし
  • スキルと信用で年収アップ

仮に全く同じ仕事をすると想定した場合、フリーランスは会社員より高給取りです。サラリーマンエンジニアは、元の受注額の40~50%程度しか報酬を得られません。残りの50~60%は会社の維持運営費・人件費に充てられます。

フリーランスは受注額が全て自分の収入となるため、同じ仕事量でも高収入を実現できます。エージェント経由の案件では、エージェントに手数料を支払いますが、多くて20%程度です。

経験を積み、直案件を受注できると中抜きも無くなります。スキルと信用を重ねれば重ねるほど、条件は有利になります。

仕事が選べる

  • 仕事をするかしないかは自分次第
  • やりたくない仕事を受けずに済む
  • 好きな人・相性の良い人と働ける

「今月はプライベートが忙しい」「今月は体調が悪い」という際、仕事量を減らすことができます。仕事をするかしないかは自分次第です。

また、面倒なクライアントやストレスの案件は自分の意思でパスできます。逆に、「この人と働ければスキルアップできる」「この人からノウハウを学びたい」といった希望もかなえやすいことが魅力です。

自分に合った働き方ができる

  • 常駐・フルリモート・一部リモートから選択
  • 稼働日数・稼働時間も調整可能
  • 自分のライフスタイルを優先できる

ほぼ全ての案件で、リモートワーク可否が募集要項に明記されています。また、稼働日数などの条件も選択可能です。

そのため、家事育児との両立などその時々のライフスタイルに合わせた働き方が可能です。

能力があっても、家庭の事情や病気でフルタイム勤務が難しい人は大勢います。無理をして会社勤務するのではなく、自分のことを優先し収入を得られるのはフリーランスの大きな魅力です。

人間関係の悩みが減る

  • パワハラ、セクハラ、モラハラから解放
  • 繊細な人にはフリーランスが最適
  • 自分の能力を100%仕事に注げる

人間関係のストレスから解放されることをフリーランスの一番の魅力として挙げる人は少なくありません。

上司からの叱責、くだらない下ネタ話、陰湿ないじめ……etc。会社員をしているとこれらと無縁ではいられません。フリーランスであれば、これら不毛な人間関係から解放され、自分の能力全てを仕事に注ぐことができます。

フリーランスになり、「今までどれだけ人間関係でパフォーマンスを落としていたかが良くわかった」という人も数多くいます。

フリーランスエンジニアが向いている人はこんな人

以上、フリーランスのメリット・デメリットをご紹介しました。フリーランスに興味を持った方も多いかと思います。ここでは、フリーランスエンジニアに向いている人の特徴をご説明します。

自己研鑽を楽しめる人

  • 自分で課題を見つけて学習
  • 業界の動向を読むのが好き
  • 失敗から学ぶ

自分で自分の課題を見つけ、弱点を補強できる人はフリーランスエンジニアに向いています。知らないことをそのままにせず、すぐに調べる習慣がついてくると自信をもって活動できます。

また、プログラミングスキルだけでなく俯瞰してIT業界を見る姿勢も大事です。技術のトレンドや市場のニーズを全体的に把握しておくだけで、将来の見通しが立てやすくなります。

そして、失敗から学ぶ姿勢も重要です。時にはブラックなクライアントに当たり、苦い経験をすることもあります。そのようなとき失敗を引きずらず、「必要な経験だった」と前を向くことが重要です。

信頼関係を構築できる人

  • 営業は最初だけ
  • 顧客の悩みに寄り添う
  • 挨拶・礼儀を怠らない

クライアントと信頼関係を築くことは、経営戦略的に最も重要です。独立後しばらくは営業活動で忙殺されますが、それは最初だけです。

一度クライアントの信用を得られれば、二度三度とリピートを依頼されます。信頼関係を築くことが一番の営業活動なのです。

契約の要件を満たすだけでなく、クライアントの悩みを解消してあげることが大変重要です。また、リピートの際もなれ合いにならず、礼儀正しく対応することでより信頼を勝ち取ることができます。

能動的な人

  • 知らなくても調べればOK
  • 顧客に言われる前に動く
  • 失敗を気にせずチャレンジ

「自分にはできない」「やったことがない」と尻込みせず、「調べればなんとかなる」と思える人は活躍できます。また、顧客の気持ちを敏感に感じ取り先回りして行動すると大変喜ばれます。

時には失敗したり後悔したりもありますが、前向きな姿勢は良い方に発展することがほとんどです。

自己管理ができる人

  • 体調管理
  • 仕事量の管理
  • モチベーションの管理

フリーランスで成功している人は無理をしません。自分の限界を見極め、自己管理を欠かしません。

事業で一番難しいのは、「継続すること」といわれています。月に100万、200万を目指すのではなく、地道に安定した仕事量をキープする方がよっぽど難しいのです。

仕事のやりすぎは必ず「燃え尽き症候群」につながります。誰しも一度はやりすぎを経験しますが、フリーランスではより一層の注意が必要です。

フリーランスエンジニアが向いていない人はこんな人

次に、フリーランスエンジニアに向いていない人の特徴を解説します。これらに該当する人は無理にフリーにならず自分に合った働き方を模索してください。

スキル不足の人

  • プログラミングスキルが無い
  • 実務経験が無い
  • 知識が偏っている

最低でも3年は実務経験を積んでからフリーランスエンジニアになりましょう。たとえ大学時代に十分なスキルを身につけたとしても、教養と実務は次元が違います。「自分はやれる!」と思っても、必ず実務経験を積んでください。

また、特定の分野に特化したスキルも実用的ではありません。どちらかと言うと、浅く広く学び、業務を通して専門性を磨いた方が良いでしょう。

すぐに稼げると思っている人

  • インフルエンサーの言葉を鵜呑みにしない
  • 「自由=ラク」ではない
  • 稼いでいる人は努力している

「フリーランス初月で100万」「フリーランスで年収1000万」を鵜呑みにしている人は要注意です。100万の月もあれば0の月もあるのかもしれません。一時的な数字を見せている可能性は多分にあるのです。

稼いでいる人は、それなりに努力しています。「自由だけど努力もしている」、というのが現実です。

コミュニケーション能力が無い人

  • 自分のことを伝える能力
  • 相手の言い分を聴く能力
  • テキストコミュニケーション能力が大事

報連相などのコミュニケーションが苦手な人はクライアントと信頼関係を築くのが難しいかもしれません。

最近ではリモートワークが導入され、テキストコミュニケーションのスキルが重要になってきています。

ビジネスチャットやメールを通して、自分の意見を論理的に伝える能力、相手の言い分を理解する能力は必要不可欠です。

人任せにする人

  • 自分の頭で考えようとしない
  • 自分で判断できない
  • 人に丸投げする

「考えるのが面倒」という人は通用しません。フリーランスは全て自己解決・自己判断で物事を進めます。

「何をすればいいですか?」という姿勢ではなく自分で決断し、業務を遂行する姿勢が求められます。

また、面倒なことを他人に丸投げする人も向いていません。フリーランスは失敗の責任は全て自分で取る必要があります。他人のせいにはできないので、強い責任感が必要です。

フリーランスエンジニアになるには?

ここまでの内容で、フリーランスエンジニアに興味を持たれた方もいらっしゃると思います。そのような方に向け、フリーランスエンジニアの将来性・平均年収をご紹介します。

フリーランスエンジニアの将来性

  • 2030年には約79万人の人材が不足
  • 2025年の崖
  • リモートワークの普及

経済産業省は、2030年には最高79万人のIT人材が不足すると試算しました。現在、国内のエンジニアが不足し、インド・タイなど東南アジア諸国に開発業務を委託する企業も増えています。

また、「2025年の崖」といわれるDX促進の風潮もありIT市場全体が広がりを見せています。コロナ禍によるリモートワークの普及も浸透し、フリーランスエンジニアが働きやすい条件が整っています。

フリーランスエンジニアの年収 【2022年最新】

ここで、フリーランス案件の多いプログラミング言語別の平均年収(※)をご紹介します。需要の高い言語を習得すれば、高収入獲得のチャンスは広がります。

プログラミング言語平均年収(万円)
Python540
Ruby528
Java519
JavaScript519
PHP518

※正社員の平均年収です。フリーランスの場合、より高収入が見込めます。

フリーランスエンジニアに必要なプログラミング言語の習得にはオンラインスクールが効率的です。目的別に合わせたスクール選びが可能で、フリーランス・副業向けのカリキュラムも豊富です。

無料面談を実施しているスクールもあるので、一度相談してみると良いでしょう。

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フリーランスエンジニアを辞めたい方へ(業務委託先を辞めたい方へ)

フリーランスにあこがれる人がいる一方、業務委託先とトラブルになり解約を考えている方もいらっしゃると思います。

もう顔を合わせたくない、自分で交渉するのが難しいという方は、退職代行業者に相談してください。

退職代行業者によっては、フリーランスの代行は受け付けていないところもあります。まずは相談して、利用できるかどうか訊いてみましょう。

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まとめ

今回の記事では、フリーランスエンジニアやめとけの理由とフリーランスエンジニアの実態について解説しました。

  • フリーランスエンジニアはやめとけ!とも言われるが、魅力もある
  • 新しいプログラミング言語はオンラインスクールで習得!
  • 正社員へのキャリアアップには転職サイトがおすすめ
  • 業務委託を途中解約する際は、退職代行業者に相談しよう

コロナ禍によるリモートワークの普及で、フリーランスエンジニアの活躍の場は広がりを見せています。初心者から実務経験を積み、フリーランスになったエンジニアも数多く存在します。この記事の内容を参考に、あなたに合った働き方を模索していただければ幸いです。

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この記事を書いた人

デメリットからモノ・サービス・職業等を考える情報サイト「やめとけNOTE」です。

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